エモスタ研究者のポスター発表が 「石井晃賞」を受賞
株式会社エモスタの人間科学研究所所長、海老原優(東洋大学大学院)の研究「シリコンサンプリングは大規模社会調査と互換性を有するか?―日本における人間とLLMの回答分布比較分析―」が、2026年3月2〜4日に静岡県浜松市(クリエート浜松)で開催された第5回計算社会科学会年次大会において、石井晃賞(学生賞)ポスター部門を受賞しました。
■ 受賞概要
受賞名: 石井晃賞(学生賞) ポスター発表部門
主催: 計算社会科学会
大会: 第5回計算社会科学会年次大会
受賞者: 海老原優(東洋大学大学院・株式会社エモスタ)
■ 石井晃賞について
石井晃賞(学生賞)は、計算社会科学会の年次大会において、学生による発表のうち特に優秀なものに授与される賞です。発表を聴講した学会・運営委員の投票によって選考が行われ、今大会では多数のポスター発表の中から選ばれました。
■ 受賞発表の概要
本研究は、LLMに人口統計学的情報を与えた仮想人格から調査データを得る「シリコンサンプリング」手法が、日本の大規模社会調査と互換性を持つかどうかを検証したものです。消費者庁が実施する「消費者意識基本調査」から選定した40問を対象に、人口構成を忠実に再現した5,046件のシリコンサンプルに回答させ、実際の調査結果と比較しました。
独自の比較指標を用いた分析の結果、全体では中程度の差異が確認されましたが、多肢選択形式の設問では分布差が小さく、パイロット調査としての有用性が示唆されました。一方、LLMが特定の選択肢に回答を集中させる傾向も確認され、シリコンサンプリングの活用における留意点が明らかになりました。
■ 関連リンク
計算社会科学会 大会賞発表:https://css-japan.com/大会賞/